ケア セラピー

【アロマセラピー】徹底解説! 自然の香りと触れ合いで、心と体を癒す新たな世界へ

ラベンダーとオイル

こんにちは、ecoです。

日々の喧騒やストレスに追われる現代。私たちは時間に追われ、自分の心と身体のケアができず、時折疲れを感じてしまうこともありますよね。

そんな中、自然の香りを使ったアロマセラピーが今もなお根強い人気を誇っています。

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ちょっとでも癒やされたい…

疲れをリセットしたいけど難しい…

アロマセラピーはそのような願いを叶えてくれる方法として、多くの人々に支持されています。アロマセラピーは、植物のエッセンシャルオイルを使った、心と体のケアをする手法です。

香りをかぐことで、リラックス効果が現れ、心地よい気分になります。またストレスや不安にも効果的で、心からのリフレッシュをもたらしてくれます

ぜひ、アロマセラピーのやさしい香りで、日常をちょっと特別なひとときに変えてみませんか?

記事を読んでわかること

  • アロマセラピーの概要と魅力
  • アロマの日常生活への取り入れ方
  • アロマセラピストについて
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1. アロマセラピーとは?自然の力で心と体を癒す方法

3つのオイル

アロマセラピーとは、簡単にいうと「植物の香りで心身の健康をサポートする自然療法」です。

日本アロマ環境協会(AEAJ)のホームページでは以下のように定義されています。

アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく自然療法です。

日本アロマ環境協会HPより

精油は、たった一滴で心を安定させ、ストレスを軽減できる不思議なエッセンス。その香りは、心地よいリラックスをもたらし、美容への道も拓いています。

またアロマセラピーは、香りを楽しむだけでなく、マッサージを通じて有効成分を肌に浸透させ、しっとりとした肌を手に入れる手助けもしてくれるのです。

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「嗅覚」+「触圧覚」により効果大!

「アロマ」+「マッサージ」や「リフレクソロジー」が人気なのだ!

アロマの世界では「マッサージ」ではなく「トリートメント」

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以下はアロマセラピーに関するポイントを示しています。

精油(エッセンシャルオイル)の抽出と利用方法

ラベンダーとオイル

精油(エッセンシャルオイル)とはラベンダー、ティーツリー、ユーカリ、ローズマリーなどの植物から様々な方法で抽出して得られた香りの成分のこと。様々な抽出方法で得た精油を5つの方法を利用してセラピーを行います。

主に水蒸気蒸留法や圧搾法などを使用して抽出されます。

抽出方法説明
水蒸気蒸留法植物材料を蒸気で通すことで精油を抽出する方法。
圧搾法植物の果実や種子から精油を圧力をかけて抽出する方法。
精油の主な抽出方法

精油の利用方法は「芳香浴法」「沐浴法」「吸入法」「湿布法」「マッサージ(トリートメント)」が基本的です。

方法説明
芳香浴法お湯に数滴の精油を垂らし、湯気と一緒に香りを楽しむ方法。
沐浴法桶やお風呂に精油を加え、水やお湯と一緒に浸かる方法。
吸入法精油の香りを吸い込む方法。
湿布法精油を希釈し、布に塗り、体の特定の部位に貼る方法。
トリートメント精油をキャリアオイルに希釈し、皮膚にマッサージする方法。
精油の主な利用方法

香りの効果と対応する精油

花のにおいを嗅ぐ女性

アロマセラピーでは、精油の香りを嗅ぐことで、脳に刺激を与え、感情や気分に影響を与えるとされています。

例えば、ラベンダーの香りはリラクゼーションを促し、ストレスを軽減するのに効果的であるとされています。他の精油には、気分の安定、気力の向上、集中力の増加など、さまざまな心理的効果が期待されています。

嗅覚は脳への刺激が伝わりやすいのだ

他にも不眠症の改善、集中力の向上、頭痛の緩和など、さまざまな健康上の効果が報告されています。

香りがもたらす効果と対応する精油

効果対応する精油の香り
リラクゼーション効果ラベンダー、カモミール、バルサム・フィル、ベルガモット
ストレス軽減ラベンダー、ベルガモット、フランキンセンス
気分の安定オレンジ、ローズ、ジャスミン
集中力向上ローズマリー、ペパーミント
不眠症の改善ラベンダー、カモミール、ベルガモット
頭痛の緩和ペパーミント、ラベンダー
呼吸器のサポートユーカリ、ティーツリー、ペパーミント
筋肉の緊張緩和ラベンダー、チャモミール、ユーカリ
気力の向上グレープフルーツ、レモン、ライム
消化促進ジンジャー、ペパーミント、フェンネル

肌への利用

オイルを指に垂らす

精油は希釈して肌に塗布することもあります。この場合、キャリアオイル(ベースオイル)と混ぜて使用され、マッサージオイルやスキンケア製品として使われ、肌の健康をサポートします。

一部の精油は、皮膚問題や炎症の緩和などにも利用されるのだ

肌への利用例

症状使用方法よく使用される精油
湿疹手浴、クリームラベンダー、カモミール、ティーツリー、ユーカリ
冷え性沐浴、オイルマッサージブラックペッパー、ローズ、ゼラニウム
火傷痕マッサージユーカリ、ブラックペッパー、ラベンダー、ネロリ
シミオイルマッサージ、パックセロリ、レモン、ローズ、ラベンダー

アロマセラピーにおける注意点

ペンでチェックする手

精油は非常に濃縮されており、適切な希釈や使用方法を守らないと肌刺激やアレルギーの原因になることがあります。

また、一部の精油は特定の状態や年齢に適していないこともあります。そのため、アロマセラピーを始める前に専門家のアドバイスを受けることが重要です。

セラピーの注意点

  • 精油は必ず希釈して使用し、肌に直接塗布する前にキャリアオイルなどで希釈する。
  • 妊娠中や授乳中、子供、高齢者、健康問題を抱えている人は、専門家の指導を受けながら使用する。
  • 精油を摂取することは危険であるため、絶対に口に入れないようにする。
  • 各精油には異なる効能と安全性があるため、精油ごとに適切な使用方法と濃度を確認する。
  • 直射日光や高温の場所に精油を保管せず、涼しくて暗い場所に保管する。
  • アレルギーや過敏症の反応がある場合、精油を試す前にパッチテストを行う。
  • 精油を使う際、適切な換気を確保する。
  • 医師の指示に従い、既存の医療治療と併用する場合は医師に相談する。
  • 安全性と効能に関する情報は信頼性のある情報源から入手し、正確な情報を持つ。

2.誰でも簡単にできるアロマの活用法:アロマを生活に取り入れよう!

水蒸気が出ているディフーザー

アロマセラピーの香りを広めるために、アロマディフューザーが日常生活で一般的に使用されていますね。

これは精油を水と一緒にディフューザーに入れ、超音波や熱を使って香りを拡散させ、部屋全体に香りを広げます。

リラクゼーションや空間の香りづけにサロンなどで広く利用されているのだ

他にもエッセンシャルオイルを利用してアロマを生活に取り入れるための活用法について解説します。

一例ではありますが、誰でも簡単にできる方法を記載しています。体調に合わせて取り入れてみましょう。

活用法説明
アロマバス温かいお風呂に数滴のエッセンシャルオイルを加える。手浴や足浴なども。
アロママッサージベースオイルにエッセンシャルオイルを混ぜ、腕や手などの疲れた部位に優しくマッサージする。
アロマハンカチハンカチに数滴のオイルを垂らし、外出時に持ち歩く。
アロマスチーム熱いお湯をボウルに入れ、その上にエッセンシャルオイルを垂らしたタオルをかける。
アロマスプレーエッセンシャルオイルと水を混ぜたスプレーを作成する。
アロマ瞑想アロマオイルを手に取り、深呼吸しながらリラックスや瞑想を行う。
エッセンシャルオイルの活用例

取り入れ方の詳細はこちらのサイトがオススメ。

「くらしとアロマ」

3. アロマセラピストとは: アロマを使った仕事

手にオイルを垂らす

アロマセラピストとは、アロマセラピーを理解し、安全に使いこなすプロフェッショナルです。

精油の選択、ブレンド、マッサージ、蒸気浴、アロマディフューザーの使用など、さまざまな方法で精油を活用し、クライアントにアドバイスやトリートメントを提供します。

クライアントの健康状態や目標に合わせて適切な精油と方法を選択し、安全かつ効果的なセラピーを提供する役割を担います。

洗練された技術と優美な癒しのセッションは、女性たちの憧れなのだ

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4. アロマセラピストの働き方: あなたの未来を照らす道

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アロマセラピストの資格を取得し、サロンで施術することが一般的です。またアドバイザーとして商品の選択やライフスタイルの提案を行い、お客様をサポートする方法もあります。

他にもアロマセラピーのスクールやカルチャーセンターで講師として教育を行うこともあります。最近ではリゾートホテルやスパ、フィットネスクラブなどでもアロマセラピーが導入され、新たなキャリアチャンスが広がっています。

アロマセラピストには多くの働き方があるのだ

アロマセラピストの働き方

  • セラピストとしてサロンで施術
  • アロマショップでアドバイザー(商品選択やライフスタイルの提案)
  • スクール講師としての教育

5. セラピストになるためのステップ: 夢への第一歩

ラベンダーとオイル

アロマセラピストになるには、2つの方法があります。

  • 専門団体が指定する学校でカリキュラムを修了し、認定試験に合格する
  • オンライン講座を受ける。

業界内で高い評価を受ける組織の一つである日本アロマ環境協会(AEAJ)で取得した認定資格はアロマセラピストとしての信頼性を高めます。

他にもざまざまな団体があり、それぞれ民間資格として取得が可能ですが、各団体ごとに資格制度を設けている場合もあります

詳細は公式サイトで確認する必要があります。

入学してカリキュラムを修了する時間がない方やもっと手軽に勉強されたい方はオンライン講座がオススメです。民間資格にはなりますが、手頃な料金と短い時間で取得ができ、独自の資格証明書など発行している団体もあります。

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世界から学ぶアロマセラピー

英国ビッグベン

アロマセラピーは欧州でも非常に盛んです。フランスでは医療の一部として行われ、医師や薬剤師の指導のもとで精油が内服薬として使用されることもあります。

英国では国際アロマセラピスト連盟(IFA)などの世界的に有名な団体が存在し、高品質のアロマセラピストを養成しています。

本格的な資格取得ができる主な団体

まとめ

アロマセラピーは、自然の恩恵を活かして心と体を癒す素晴らしい方法です。

その魅力と効果を理解し、専門家としてのキャリアを築くことで、自分自身と他人の健康と幸福に貢献できるかもしれません。アロマセラピストとしての道に興味を持ち、新しい世界に足を踏み入れてみませんか?

記事のまとめ

  • アロマセラピーとは、植物から抽出された精油を用いて「嗅覚」から人を癒やす自然療法。
  • 肌に使用して「嗅覚」+「マッサージ」をすることでリラックス効果やなど様々な効果が増大。
  • 精油があれば、誰でも簡単に日常生活にアロマを取り入れることができる。
  • 幅広い女性に人気のアロマ専門のセラピストの資格取得は2つの方法があり、オンライン講座がオススメ。

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  • この記事を書いた人
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ecoさん

国家資格を取得後、人の手を治療して15年。様々な手と出会い、癒やし、癒やされてきました。手の魅力をはじめ、手当ての重要性、ハンドケアやハンドセラピーについての情報を発信中。身体心理学者である山口創さん著の「手の治癒力」が愛読書。

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